インプラントとは
インプラントとは、「人工歯根」のことを言います。
歯がぬけてしまった所の骨に、直接人口の根を植立することにより、ご自分の歯が蘇ったかの様な快適感が味わえます。
従来ですと、歯の抜けた所はブリッジか有床義歯(入れ歯)しか方法がありませんでした。でもブリッジは、自分の歯を多少なりにも削る必要があります。又、有床義歯(入れ歯)は、バネを残っている歯にひっかけるために、せっかくの残存歯が虫歯になったり、グラグラになりやすい・・・という難点があったのですが、インプラントはこの問題を解消します。外観は美しく、よく咬めて発音もしやすくなり、取り外しの煩わしさもなく、まるで自分自身の歯がもう一度生えたかのように治ります。
まず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についての説明をします。
歯の抜けたところへインプラントを植え込んだあと、あごの骨にしっかり固定されるまで、3~6ヶ月待ちます。
インプラントによるしっかりした土台ができたら、人工の歯を上に取り付けます。
体と馴染みの良いチタンを使用します。
このチタンは骨との馴染みを更に良くするために表面処理が施されています。
保険がきかない自由治療となります。
使用するインプラント本数や治療内容によって異なります。お見積もりは無料です。
インプラントの処置時間は、部位や本数にもよりますが、約30分~60分です。
その後、下の歯は約2~3ヶ月間、上の歯は約5~6ヶ月間、インプラントが骨となじむまで待ちます。(その間は定期的に検診を行います。)そしてインプラントが周囲の骨としっかり固定された状態で人工の歯を上にかぶせます。
人体は機械ではありませんので、絶対何年とは言い切れませんが、90%以上の割合で10年以上安定して使って頂いています。
ただし、毎日のお手入れと定期検診、喫煙の改善、食生活など、ご自分でインプラントを長持ちさせる習慣を作って頂く事が大事です。
年齢の上限はありませんが、骨の成長がほぼ終了する16歳位からインプラントをする事が出来ます。
ただし、骨の状態によっては出来ない場合があります。また、糖尿病、心臓病など健康状態によっては受けられない事もあります。この場合は、インプラントに次いで快適なノンクラスプデンチャーをお薦め致します。
もちろん麻酔をしますので痛くありません。